■美ワイドシルエットの名作！M52チノパンツ 後期 デッドストック フランス軍 チノトラウザース

ミリタリーチノの名作！M52

1952年にフランス軍にて開発され、M47と人気を二分する名作M52チノ。

タックが入りゆったりとした腰回り、全体的に太めなシルエット。

しかし、ただ太いだけではなく膝から裾にかけてテーパードが入っており、綺麗な曲線を描く美ワイドシルエットとなっています！

数あるミリタリーチノの中でも絶大な人気があり、2019年に比べ2020年現在では一気に価格が高騰してるアイテム。

2019年の頃はデッドストックが最安値5,000円程で購入出来ていましたが、今では平均14,000円位まで金額が高騰しています。

メルカリなどでたまに1万円以下のデッドが出るので見つけたら迷わず購入をおすすめします。

今回はシンプルなパンツに魅力が詰まったM52チノをご紹介します

M52チノパンツ 後期モデル デッドストック

M52チノには前期・後期とありますが、今回購入したものは後期モデルのデッドストック、サイズ46になります。

生地はハリとコシのあるコットンツイルで、所々ネップがあり無骨な雰囲気がカッコいいです！

もちろんM47同様、細かいところまでしっかりとした縫製で作り込まれた至高の一本です。

M52チノ 前期後期見分け方

M52チノにはM47と同じように前期・後期があります。

前期と後期の判別方法としては一番違いのあるバックポケットの形状で区別出来ます。

前期はストラップ型
後期はフラップ型

その他、ベルトループの太さやフロントボタンの数の違いなどがありますが、基本的に素材、シルエット、ディテールなどに大きな違いはありません。
※M52の前期型はほとんど出てこないので、購入できるものはほぼ後期になると思います。

デッドストックは水通しをすると縮む！

デッドストックのM52もジーンズ同様に水通しをすると若干縮みます。

下の表は水通し後、乾燥機で乾かした状態の縮み具合になります。

大きく縮んだ所は、丈7cm、ウエスト2cmほど縮んでいます。

何回か洗濯すればもう少し縮むと思います。

全体的なサイズ変化を載せておくので参考にしてください。

M52のサイズ選び

M52のサイズ表記は数字2桁です。
数字2桁のサイズ表記はこの年代のM47パンツ・ジャケットなどと共通のサイズ表記になります。

サイズが35の場合は
左がレングス・右がウエスト

レングスの｢1｣はエクストラショート、｢2｣はショート、｢3｣はレギュラーの意味。

ウエストの｢1｣は76cm、｢2｣は80cm、｢3｣は84cm…とこのような感じでサイズが変わります。

また、M52にはワンタックとツータックのものが存在します。
ツータックのほうがほんのちょっとだけゆったりしてますが、ほとんど変わらないレベルです。

個体差がかなりあるので購入する際は実寸を見て購入するか、試着して購入してください。

丈が長ければ裾上げしてよし！

ヴィンテージもので大変なのは自分にあったサイズを探すことだと思います。

M52はM47に比べるとまだまだ色んなサイズが購入できますが、それでもジャストのサイズが見つからずに大きめなサイズを購入している方も多いと思います。

M47は裾にアジャスターが付いているので中々裾上げ出来ませんが、M52は長ければ気にせず裾上げして良いと思います。

ちなみに自分は基本ロールアップして履きたいので長くても良いんですが、ロールアップした部分の厚みがあるのが嫌なので今回の46サイズは3cmほど裾上げしました。

ヴィンテージ物は裾上げしたくない気持ちもありますが、M52に関しては長いなら迷わず裾上げをおすすめします！

※補足

今回はM47と人気を二分するM52チノをご紹介しました。

サイズ的には35がジャストですが、太いなら太いほうが個人的に好きなので、46サイズのツータックを購入しました。

M47よりは薄めの生地なのでオーバーサイズをベルトで絞って履いても、ウエスト周りの生地の寄り感はあまり気にならないと思います。


オススメの履き方は、オーバーサイズをロールアップです！

ロールアップが好きではない方もいると思いますが、ロールアップすることで一気に抜け感を出すことが出来て、お洒落な印象になります。

センタークリースを入れてキレイめに履くのもありだと思います！

年齢関係なく履けて、履き込むほどに味が出て楽しむことが出来るチノパン！それがM52だと思います。

最近はブラック後染めのM52なども販売されているので、カーキが苦手な方も手を出しやすいかとおもいます。

興味あれば是非手に入れてみて下さい。