■【唯一鮮明に記憶に残った香水】 LeLabo Another13 ルラボ アナザー13

LeLabo ルラボとは

2006年ニューヨークに誕生したフレグランスブランド
フランスの大手パフュームブランドで出会ったエディ・ロスキー氏とファブリース・ぺノー氏の2名によって作られたブランドが「LE LABO(ルラボ)」です。
「Le LABO」という名前はフランス語で「実験室」を意味し、ブランドの香りに対する革新的かつ実験的なアプローチが反映されています。

Another13 (アナザー13)とは

英国のファッション・アート・カルチャー雑誌”アナザーマガジン”とのタイアップで開発されたフレグランス。
それは、都会的でシャープな輝きを放つ香り。
アニマルムスクを中心に、ジャスミン・モス・アンブレットシードアブソリュートなどの香料が溶け合って魅力的なハーモニーを奏でます。

香調香料
トップノートペアー、シトラス、アップル
ミドルノートアンブレットシード(植物性ムスクと言われる香料)、オークモスジャスミン、
ラストノートアンブレットリド(ムスク)、イソイースーパー(ウッディ)、アンバーグリス

Another13 (アナザー13)のレビュー

香りの特徴

レビューでよく目にするものが、冷たさ、メタリック、都会的、無機質などです。

トップノートはフルーティーさというよりは冷たく無機質で人工的な香りが強いと感じます。
コンクリートむき出しな建造物の中にあるアパレルショップの開店前みたいなイメージでしょうか?
この匂いが万人受けする香りというよりは、クセがあり好みがはっきり分かれる匂いだと個人的には思います。

ミドルノートはオークモスの森林を思わせるウッディで粉っぽい感じ。
決してクリアな感じではなく粉っぽさがあるようなクレヨンぽい感じもします。
そして徐々に甘さも感じられるようになります。
開店まもなくして、日差しが入り込んで、少し暖かく人間味が出てきたイメージです。

ラストノートはアンバーグリス、ムスク系の香りが主体で丸みと甘さがありつつも、どこか野性的でもあり可憐さもある絶妙なバランスの香りだと感じます。
この絶妙な香りがアナザー13最大の特徴でもあり、個人的に過去一記憶に残る香水です。

アナザー13をつけていない時にでも、ふと香りを感じ「なんの匂いだったかな?」と思うことが何度かあったのですが、答えはアナザー13でした!

香りの強さ

人それぞれ体温などで変わると思いますが、平均すると7~8時間くらいは持続すると思います。

付けたては少し強く、好き嫌いが分かれるかもしれません。
香りが落ち着いてからは、香りを纏っているという感じで、自分の近くでふとした時に匂う感じです。

購入は公式サイトで本物を

楽天やヤフー、メルカリなどで安く売られているのを見ますが、偽物の可能性が非常に高い気がします。
実際メルカリで購入したことありますが、本物に比べて少し薄いと言うか、薄めてあるような印象でした。
当然持続力も弱いです。

偽物の可能性がある商品の特徴としては
・金額が明らかに安すぎる
・並行輸入品と明記されている
・同じ画像の使い回し
・販売者が怪しい
などです。
実際に販売されている画面をスクショしたものですが、全てと言っていいほど怪しいです。

本物か偽物か心配な場合、ルラボは店舗と公式通販があるので、どちらかで購入すれば本物で間違いはありません。
ただ、昔に比べて金額がかなり高騰しており、気軽に購入できる金額ではなくなってきています。

公式サイトでは1.5mlサイズのサンプルも販売しているので、近くに店舗がない方は一度サンプルを購入してから50mlや100mlを購入、店舗が近くにある方は直接実店舗で試してから購入してみるのが良いと思います。

まとめ

トップノートに関しては好き嫌いが分かれるかと思いますが、他にあまりない香りであることは間違いありません!
タイトルにもつけましたが、記憶に鮮明に残った香水は今までで、アナザー13のみです。
アナザー13をしばらく付けていないにもかかわらず、近くでアナザー13の匂いがしたわけでもないのに、記憶の中の香りが蘇って思い出すことが多々あった匂いです。

ルラボの中でも以前はそれほど人気はなかったアナザー13ですが、ここ2.3年はインフルエンサーが紹介したこともありとても人気があります。
人気がありすぎて購入制限されている時もあります。

また嗅ぎたいなと思わせてくれる、付けたいと思わせてくれる、そんな香水なので、一度試して頂きたいです!

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